株式会社スカイネット-福山市のクラウド環境・ネットワーク構築

サポートブログ

本当にさようなら、IE

2022.06.03

さて、1年前になりますがこんなブログを書いていました。

いよいよあと2週間もなくなってしまいましたが、IE(インターネットエクスプローラー)のサポートがいよいよ2022年6月15日で終了となります。

サポート終了?実際にどうなるの?と自分も思ったので、調べてみました。

<<6/15以降一体何が起こるの?>>

①まず、6/15以降、順次IEを開こうとするとMicrosoftEdgeへリダイレクトされるような設定の適用

②上記の設定が完了後に、WindowsUpdateが配信され下記のようなIEの無効化の実施

・スタートメニュー、タスクバーのアイコン削除

・IEのプログラムのショートカットを起動すると、MicrosoftEdgeにリダイレクトされる

・IEのプログラム(iexplore.exe)を直接起動しようとすると、代わりにMicrosoftEdgeが開かれる

→これらはいつ行われるか分からないため、6/15以降はIEは使えない!と思っておいたほうが良さそうです。

<<IEは削除されるの??>>

IEのプログラム自体は、MicrosoftEdgeのIEモードの機能に必要なため、削除されません。
IEモードを利用したい場合、プログラムを削除しない様に気を付ける必要があります。

<<IEモードはいつまで使えるの??>>

少なくとも2029年まではサポートされるとのことです。

そして、もしサポート終了が決まった場合は1年前までにはMicrosoftの方から通知されるとのことです。

<<もしIEモードで見れないサイトがあったら?>>

法人のお客様の場合

Microsoftのサポートにて互換性サポートが受けられるとのことです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/fasttrack/microsoft-365/app-assure
もしくはメールにて依頼を行ってみてください。
ACHELP@microsoft.com
※依頼の際は見れないサイトのURLが必要となります。

アナウンスから1年程度、移行もどんどん進んでいると思いますが、もし対応がまだ進んでいないサイトやプログラムがある場合も、対処方法はありそうなので少し安心しました。

ちなみに・・・

Windows7(ESU適応)、Windows8については
今回の対応の対象外となりますので、
両OSのサポート終了である2023年1/10までは、IEの利用が可能となります。
(Windows7では、逆にMicrosoftEdgeのサポートが終了しているため、IEモードの利用が出来ません)

もしもし万が一どうしても・・・・という場合の最終兵器として、考えてもよさそうですね

(おすすめはしません)