クラウドをもっと身近に使い倒す
業務の遂行にPCが必要不可欠な今、ファイル共有は当たり前のように行われています。
新型ウイルスの大流行によって、在宅勤務への急速な移行を迫られた状況下で、社内のファイル共有をどうやって社外に展開するか検討されたこともあるかもしれません。
そこで、ファイルサーバー(ファイルを共有している機器)をクラウドに移行する方法についてご紹介します。
クラウド構築例
Microsoft365 でメールとファイル共有をクラウド化
Microsoft365 は月額や年額でクラウドサービスや最新のOfficeアプリを利用できるサービスです。
- メールボックス(50GB)
- クラウド型ファイル共有サービス
の2つを一気に導入することができるため、一気にクラウド化を進めたい場合にお勧めです。
予定表・会議室予約・メールが外出先からでもOK!
クラウド上の会議室でWEB会議もOK!
ファイルを安心して共有できます。一部のみの共有も簡単!
メリット
- 大容量のメールボックス(50GB)とファイルサーバー(1TB~)が月額・年額費用内で利用可能
- ファイル共有、メールを社内以外でもネットワーク接続があるところではどこでも利用可能
- 遠方に拠点がある場合でも、ファイルの共有を行うことができる
デメリット
- 社内全体でファイル共有を行う場合、利用する社員全員分のアカウントが必要となる
- ネットワーク接続がないところでは利用できない
Microsoft Azure上に仮想サーバーを構築してサーバーごとクラウド化
MicrosoftAzure とは、クラウド上で社内ネットワークを構築できるサービスです。
- 物理サーバー(社内)を置くことなく、クラウド上にサーバーを置くことができる(仮想サーバー)
現在の社内のサーバーをまるごとクラウド上に引っ越しするイメージとなります。
メリット
- サーバー機器のメンテナンスが不要になり、機械の故障の心配がなくなる
- 万が一地震等の災害が発生しても、データはクラウド上にあるため損失の心配がなくなる
- 遠方に拠点がある場合でも、ファイルの共有を行うことができる
デメリット
- サーバー機器を運用するより、月々のコストは高くなる
- ネットワーク接続がないところでは利用できない
AzureFilesで仮想サーバーなしでファイル共有
AzureFilesは、Microsoft Azure上で仮想サーバーを利用せずファイル共有を行うことが出来るサービスです。
- 仮想サーバーの管理が不要
- データに直接アクセスすることができる
といった使い方が可能です。
メリット
- サーバー機器、仮想サーバーともに不要なため、メンテナンスが簡易になる
- データ容量の追加、削減を自由に行うことが出来る(~5TBまで)
デメリット
- データ量、操作数によって月々のコストが加算され、サーバー機器を利用するよりコストが高くなる可能性がある
- ネットワーク接続がないところでは利用できない
AzureFileSyncで拠点間のファイル同期
Azure File Syncは既存の社内のサーバーのデータを同期して、クラウド上にデータを集約するサービスです。
- 複数拠点が存在し、拠点ともファイル共有を行いたい
- 既存のサーバー(物理)も残して利用したい
といった環境にお勧めです。
メリット
- 社内の環境をなるべく変えずにクラウド化を行うことが出来る
- 拠点間とのファイル共有を簡単に行うことが出来る
- 物理サーバーに障害が発生しても、クラウド上にデータが保管されているので業務を止めずに行うことが出来る
デメリット
- 物理サーバーのみを利用する場合と比べると、月々のコストが高くなる
- ネットワーク接続がない場合は同期を利用できない
【Excelからデータをアプリ化できる】クラウドアプリ作成のご紹介
例:業務日報
Excelや紙で記入している業務書類を電子化!
業務日報もお客様の環境に合わせてカスタマイズして作成します。
必要な項目をカスタマイズして配置可能。
PC・タブレットでも利用可能なので、どこからでも日報の入力ができます。
+α
データを分析し自動集計
ただ残しておくだけではもったいない!蓄積したデータで分析。
データを利用した自動集計も可能。
担当者あたり、作業項目あたりの業務時間の集計等を見える化できます。
日報以外にもこんなアプリが作成可能
見積書
仕入管理
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